高校生の就活って1人1社ってほんと?高卒採用の実態について
こんにちは。モロホシ(@morohoshilink)です
今日は高校生の就活事情について疑問を持ったので記事にしていきます。
はじめに
ぼくは高校生時代進学校に通っていて(自慢じゃないですよw)高卒で就職するっていう方がいなかったので今まで疑問に感じる機会がありませんでした。
今、辞めようと思っている会社では新入社員のうち1割くらいは高卒の方がいます。
高卒の方と研修が被った時に仲良くなってしれっと聞いたことがあって
それがぼくの中でとても疑問に感じるワードだったんです。
それは「高卒で就活するときって選べないんですよ。大体の人は1社しか受けれなくってそれも学校から提示されたやつなんです」
って・・・・まじすか?
ぼく知らなかったです。
え?1人1社制??
現在高卒で就職したいと考えている人は大卒で就職しようとしている人の約半分の数にまで迫る数で、年々増加傾向にあります。
そんな高卒就職希望者が待ち受けている制度が1人1社制度。
なんと、学生のもとに求人票が来るまでに学校というクッションがあり
良いと判断された求人が学生に紹介されます。
しかも、この時、学生が一度に応募できる企業は1社だけ。
もし内定が出なかった場合である期間を過ぎると一度に応募できる企業が増えるというシステムもあるのはあるんですが
学生が応募して採用試験を受けている段階では
他の企業は受けられないんです!
なぜこのルールが存在しているかというと、高校生は勉学優先で
就職活動に時間を使いすぎると高校生活が成り立たなくなってしまうからっていう考えがあるようです。
いやでもこの制度、人生の選択肢をすごく狭めている気がするのはぼくだけですか?
大学生時代就職活動を経験し、何社も何社も受けてもマッチングする人ってそう多くはないのに
1社しか受けられないし学校のクッションがあってよくないと思った求人は受け付けない。
それって職業選択の自由がないんじゃないですか?ってぼくは思うわけです。
例えば学校が思わしくない求人って例えばまだ世の中に広まってないとあるフィンテック技術を扱う会社とか
画期的なサービスだけどまだ世には広まっていない会社とか蹴ってるんじゃないですか?
結局、将来的に有名企業となり世に名前が広まった時にはよし、この会社はOKだとかなっているのが想像できるんですが・・・
この求人がダメだって考えるのは学校側じゃなくて学生本人であるべきだと思います。
そして、いろんな会社を受けて、なんならインターンとかもできるようになればいいですけど
沢山の会社と出会って社会にはこんな企業があるんだ
とか
この会社に興味があったけど社風が違うな
とかいろんなことが見えるように1人何社でも受けれるような仕組みがないといけないと思います。
高卒の就職希望者数は増えていますが離職者数はもっと増えています。
それも1年未満だったりする。
会社を辞めようとしているぼくが言えたことじゃないですが
この制度はおかしいしこの制度のせいで人生が狂ってしまった、もしくはいやいや仕事をしている人たちっていっぱいいると思います。
まとめ
もっと若者に選択肢を!!!!
大学生の就活時期の解禁日をなくしたりインターンの日にちは1日からでもOKとか
いろんな施策が経団連から発表されていますが
ぼくはそれよりも高校生の就職活動についてもっと
選択肢の幅を広げるような仕組みづくりに注力していったほうがいいと思います。
学業優先のためとか言ってますけど
大学へ行ってもっと高等な教育を受けたいって思わせれるような授業をできていないんじゃないですか??って思うモロホシでございました。